2009年05月07日

ルドルフ・バウムガルトナー

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Rudolf Baumgartner conducts Festival Strings Lucerne

バウムガルトナー指揮ルツェルン祝祭弦楽合奏団の新盤(Eurodisc)、と言ってもアナログ時代の終わり頃。ヨゼフ・スーク、オーレル・ニコレ、ギ・トゥーヴロンと言った名手が参加。Archivの旧盤でもニコレが参加していた。

現在の耳には落ち着いたテンポだが、みずみずしく明るい音色のためか、それほど遅い感じはしない。多めの残響には好き嫌いもあるかも知れない。

明るく開放的な伸びやかさが好ましいが、ちょっと生ぬるいと感じることもないわけではない。


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マリナー ASMF

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Sir Neville Marriner conducts Academy of St. Martin in the Fields

バロック音楽のポピュラーなレパートリーでは、ミュンヒンガー率いるシュトゥットガルト室内管弦楽団とかイ・ムジチがモノラル時代後期から活躍し、その後、このマリナーのアカデミー室内管弦楽団(というのは日本での通称だが)が人気を集めた。その後、ホグウッドあたりから本格的にピリオド楽器のアンサンブルがブレイクし、マリナーあたりは忘れ去られないまでも、コンピレーション・アルバムに使われたりするばかり。私が聴いたのはPHILIPSのものだが、その後、EMIにも録音しているようである。

ヴァイオリンはシェリング、チェンバロはジョージ・マルコム、フルートはランパルと大家を集めているだけに、特にソロは味わいもあり、確かに忘れ去るには惜しい。マリナーもきびきびとサポートしていて退屈するような音楽ではない。若い日のミカラ・ペトリも聴ける。

廉価盤としてもちょっと高い。Napster会員になってサクっと聴くのがいいかも(カタカタでブランデンブルクと入れないと検索に引っかからない)。

ちなみに、マリナーはベンジャミン・ブリテン指揮のブランデンブルク協奏曲でフルートを吹いていた。
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2009年05月05日

スイス・バロック・ソロイスツ

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Swiss Baroque Soloists

ちょっと聴くと現代楽器の演奏のようにも思えたが古楽器。第1番あたりは特に個性的だと思わなかったが、第2のトランペットがさりげなく素晴らしい。第3の終楽章の快速ぶりは珍しい。そして、第4番と思ったところで、何と「音楽の捧げもの」のトリオ・ソナタが聞こえてくる。コンサートだったらなかなか心憎いプログラムだ。第5もフルート・ソロが良く、第6もアンサンブルがダマにならず、エッジが適度に効いている。そして最後のオマケがヘ短調のチェンバロ協奏曲(BWV1056)をフルート協奏曲にした珍しいもの。これが素晴らしい。あの有名なアリオーソはフルートにぴったりではないか。
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ファゾーリス イ・バロッキスティ

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Diego Fasolis conducts I Barocchisti

スイスのルガーノを本拠地にしているファゾーリスの演奏は、どちらかというとゲーベルとMAKの路線だが、曲によってかなり使い分けている。1番から3番まではスピード重視だが、4番以降は普通に近いテンポで、その分、ソロに細やかな装飾を付けたり。弾むようにアクセントを付けたり、短い節回しをちょこっとカンタービレしちゃったり、サービス満点。結構好きな演奏。
posted by BIANCO at 18:23| Comment(0) | ピリオド楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゲーベル指揮ムジカ・アンティクワ・ケルン

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Reinhard Goebel conducts Musica Antiqua Köln

これはトランスですな。発売された頃は過激さを売り物にするあざとい演奏じゃないかと思って近寄らずにいたのだけれど、改めて聴くとこんなに面白いものだったとは。確かに超快速ではある。しかし、この演奏を特徴づけるのは、スピードが生み出すビートとダイナミクスの変化が作り出すビートが共振してえもいわれぬグルーブ感だ。

聴き過ぎは良くないかも知れない。でも、時々、聴いてしまう。
posted by BIANCO at 18:10| Comment(0) | ピリオド楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コープマン

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Ton Koopman conducts the Amsterdam Baroque Orchestra

ラ・プティト・バンドの演奏から遡ることさらに10年、コープマンの80年代の録音で、その後はまだ再録していない。古楽器演奏だが、癖もなく、攻撃的でももちろんなく、クイケンほどの音の個性も無いが、落ち着いて楽しめる。コープマンは何を振ってもそうなるのかも知れない。彼自身が弾き振りする第5番はやはり聴きもので、その他の曲もハーゼルツェット、モニカ・ハジェット、クリストフ・コワンといった名手たちが独奏で参加している。
posted by BIANCO at 17:52| Comment(0) | ピリオド楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シギスヴァルト・クイケン

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Sigiswald Kuijken conducts La Petite Bande

オランダは古楽器演奏の先進国。70年代くらいまでは一種の試行錯誤期のようで、独特の強弱感を強調するような演奏も見受けられた。音質というよりその爬虫類的なアーティキュレーションが気持ち悪いと言って古楽器演奏アレルギーになってしまう人も多かった。

90年代半ばにこの録音を聴いた時には、そんな印象も一新。古楽器による演奏が当たり前になったことを実感したものだ。クイケン率いるラ・プティト・バンドは細かな音の粒子が舞うような軽くしなやかな演奏を繰り広げる。ひとつひとつの音は輝かしいほどなのだが、空気を含んでふわりと仕上げたようなところがあって眩しくない。あまたあるこの曲集の演奏のなかでもベスト・グループに入ると思う。
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トレヴァー・ピノック聴き比べ

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Trevor Pinnock conducts English Concert (旧録音盤)

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Trevor Pinnock conducts European Brandenburg Ensemble (新録音盤)

トレヴァー・ピノックはピリオド楽器で2度録音している。スタイルは基本的に変わっていない。音色や楽器のバランスも似ている。しかし、最初の録音が、几帳面でかっちり動いていく感じなのに対して、新録音はもっと活き活きしている。実際にテンポも速くなっているのだが、単に機械的にスピードアップしたというのではなく、ひとつひとつの音が前に進んで行こうとするエネルギーを感じるのだ。
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クレンペラー

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Otto Klemperer conducts Philharmonica Orchestra

クレンペラーのバッハは総じて悠揚とした大河のような演奏が多い。管弦楽組曲のほうが、そんな特徴がはっきり出ている。日頃はキレのいいピリオド楽器の演奏を好んでいるけれど、あの滔々たる流れを前にすると何も言えなくなる。

さすがにブランデンブルクのほうはそれほど遅くするわけにもいかず、やや昔風の現代楽器演奏だと思っていた。市営バスで町の道路を走るようないまいち面白みに欠ける演奏だと。あらためて聴き直してみると、こういう刺激の少ない演奏もじんわり曲を楽しむにはいいのかも知れないと思った。普段乗っているバスの車窓に、普段気付かなかった町の様相を発見するように。味付けはわりとあっさりしている。

今回の復刻CDはLP時代のオリジナル・ジャケットの絵柄を使っているようだ。
posted by BIANCO at 13:43| Comment(0) | 現代楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はじめます

ブランデンブルク協奏曲のCDを聴いてみて、印象だけを書きとめてみましょう。
posted by BIANCO at 11:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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